単純な貯蓄では2000万円問題の解消は難しいので、武器を使います。
ヒントは、アインシュタインが「人類最大の発明」と称したものです。
それは、「複利」です。
よく、「雪だるまのように借金が膨らむ」などと言いますが、資産形成の時にもそれは当てはまります。
例えば、こんな例を考えてみましょう。
100万円を投資して、毎年5%の単利で運用した場合、30年後にはその総額は250万円になります。
元が100万円だったのに対して倍以上になっているので、すごく儲かった気になりますね。
今度は、同じく100万円を投資して、毎年5%の複利で30年間運用した場合を考えてみます。
いくらになるでしょう?
答えは432万円になります。
単利でも儲かった気になりましたが、こちらはもっと儲かってます。
これが複利の威力です。
実はこの複利、使うのには条件があります。
それは時間をかけることです。
先ほどと同じ条件で、20年運用した場合だと、単利は200万円、複利は265万円と、30年の時より差が目に見えて少なくなります。
複利は時間をかけるほど威力が出るのです。
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