タイトル: 資金繰り表をできるだけ簡単に作る方法(5分で読める)
目的
– 資金繰り表は「いつまでに現金が足りるか/足りなくなるか」を把握するためのもの。
– 複雑にせず、まずは「現金の流入」と「現金の流出」を月単位(または週単位)で追うだけでOK。
準備するもの(5分で揃う)
– 過去数か月分の入金・出金データ(通帳、請求書、支払予定)
– Excel(またはGoogleスプレッドシート)
最短3ステップで作る方法
1) 形式を決める
– 行:月(例:今月〜6か月先)
– 列:期首現金、入金合計、出金合計、期末現金、備考
2) 数値を入れる(実績→予測の順)
– 今月は実績を入れる。過去の平均(例:過去3か月)で先の月を当てる。
– 入金=売上の回収予定日、受取手形、その他収入。
– 出金=家賃、給料、仕入、支払利息、税金等の支払予定。
3) 計算式を入れる(Excelで簡単に)
– 期末現金 = 期首現金 + 入金合計 – 出金合計
– 次月の期首現金 = 当月の期末現金 をコピー
– シンプルにコピー&ペーストで先まで伸ばす
実用的な小ワザ
– 安全側で見積もる:入金は7−9割、出金は1.0倍以上で計算。楽観は禁物。
– 重要支払は色付け:家賃・給料・借入返済は目立つ色で強調。
– 条件付き書式で期末現金がマイナスになったら赤表示にする。
– 3か月・6か月・12か月の3パターンを作れば中長期も把握できる。
早期対応リスト(不足が出たときに取る行動)
– 回収を早める:未収金の督促、前倒し請求
– 支払を後ろ倒し:支払サイトの交渉、分割
– 一時的な資金手当:短期借入、手形割引、ファクタリング
– 支出削減:不要な経費を停止
よくあるミスと注意点
– 売上=入金と考える誤り:売上計上日と入金日は違う
– 今年だけで判断する:季節変動を加味する
– 更新をサボる:資金繰り表は生き物。週次で更新すると安心
簡単テンプレ(Excelのイメージ)
– A列:月(例 2026/03)
– B列:期首現金
– C列:入金(実績/予測)
– D列:出金(実績/予測)
– E列:期末現金 (=B+C-D)
– F列:備考(大きな支払や入金のメモ)
まとめ(読み終わったらやること)
– まず1シートを作って今月の実績を入力 → 3か月先までコピー
– 条件付き書式で赤色を設定して問題箇所を見える化
– 不足があれば上の早期対応リストから実行
この方法で「作る負担」を小さくしつつ、資金の危険を早めに発見できます。まずは1回作ってみて、週に1回更新する習慣をつけましょう。

コメント