新卒の平均手取りはどれくらい?

新卒の平均手取りはどれくらい?

要点まとめ

  • 大卒新卒の総支給(手当・残業なしの月額目安)はおおむね20〜23万円程度が多い。
  • 手取り(実際に受け取る額)は社会保険料と所得税で引かれ、目安は約16万〜19万円。
  • 入社1年目は住民税は通常発生しないが、2年目から住民税が引かれるため手取りがさらに下がる点に注意。
  • 家賃は手取りの25〜30%を目安にすると無理のない生活がしやすい。

5分で読める導入(目的)

新卒で初めて給料をもらうと「手取りって実際どれくらい?」と不安になりますよね。ここでは「わかりやすさ」を重視して、目安の数字、手取りの計算イメージ、家計の簡単な立て方までを短時間で解説します。


1) 新卒の給与のイメージ(総支給の目安)

  • 大卒(四年制): 総支給(額面)で約200,000〜230,000円/月が多い。
  • 短大・専門卒: 約180,000〜210,000円/月。
  • 高卒: 約170,000〜195,000円/月。

(企業規模・業界・勤務地で差があります。大手や都市部の企業は高め、地方の中小は低めが一般的です。)


2) 手取りの計算(簡単な目安と前提)

前提(簡易モデル・目安)

  • 社会保険(従業員負担):およそ総支給の15%で計算
  • 所得税:年間の課税所得に対して5%程度(差し引き後の概算)
  • 住民税:入社初年度はほとんどの場合0(翌年から毎月引かれる)

具体例(概算)

| 総支給(額面) | 社会保険(約15%) | 所得税(概算) | 住民税(初年度) | 手取り(概算) |
|—:|—:|—:|—:|—:|
| 200,000円 | 30,000円 | 6,500円 | 0円 | 約164,000円 |
| 220,000円 | 33,000円 | 7,350円 | 0円 | 約180,000円 |
| 250,000円 | 37,500円 | 8,625円 | 0円 | 約204,000円 |

※ 所得税は年間の控除(基礎控除48万円など)を考慮した概算です。実際は給与明細の源泉徴収欄や会社の計算方法で異なります。

2年目以降の変化(住民税の登場)

  • 住民税は前年の収入に基づいて計算され、通常は毎月給与から差し引かれます(目安:約10%程度の追加負担)。
  • 例:総支給22万円のケースでは、住民税で月1.3万〜1.6万円程度を別途引かれることがあり、手取りがさらに減ります。初年度と比べて数千〜1万5千円の差が出ることを想定してください。

3) 手取りが変わる主な要因

  • 企業側の福利厚生制度(社宅や通勤手当、家族手当など)
  • 残業や深夜手当、賞与の有無
  • 健康保険の種類(協会けんぽ・組合健保で保険料率が異なる)
  • 配偶者控除や扶養の有無(年収や家族構成により税負担は変化)
  • 地方税(住民税)の有無(初年度はないが翌年から発生)

4) 初めての給与でまず確認すべき項目(給与明細チェックリスト)

  • 総支給額(額面)
  • 各種控除:健康保険、厚生年金、雇用保険、所得税、住民税
  • 通勤手当や残業手当の計算が正しいか
  • 勤怠による控除(欠勤控除など)が反映されているか
  • 社会保険加入日(健康保険・年金の加入タイミング)

会社の人事・総務に聞けば丁寧に教えてくれるはずです。最初の給料日は疑問点を整理して質問しましょう。


5) 新卒のための簡単家計プラン(手取りを想定して)

目安ルール(手取りを180,000円とした場合の例)

  • 生活防衛資金(貯金): 10〜20% → 18,000〜36,000円
  • 家賃: 25〜30% → 45,000〜54,000円
  • 食費・日用品: 15〜20% → 27,000〜36,000円
  • 交通費・通信費: 5〜10% → 9,000〜18,000円
  • 趣味・交際費: 5〜10% → 9,000〜18,000円
  • 保険・その他: 3〜5% → 5,400〜9,000円

合計はおおむね手取りに収まるように調整します。まずは「貯金を先取り」してから残りを使う方法がおすすめです。


6) よくある質問(簡潔に)

Q: 住民税は必ず翌年から引かれますか?
A: 多くの場合は引かれます。自営業や給与以外の収入がある場合など特殊ケースもあるので、人事に確認を。

Q: 初任給で驚いたらどうする?
A: まずは明細を確認、次に生活費の見直し(家賃の交渉や食費の節約)、副業可否の確認やキャリア形成(給与アップの可能性)を検討しましょう。


まとめ(次のステップ提案)

  • まずは給与明細を受け取ったら「総支給」「社会保険」「所得税」の各欄を確認してください。
  • 手取りを把握したら、家賃・貯金・生活費のバランスを作る(家賃は手取りの25〜30%が目安)。
  • 2年目から住民税が始まるため、1年目より手取りが減る点を見越して貯金を進めておくと安心です。

必要であれば、あなたの給与明細の数値を教えていただければ、より具体的に手取り計算と初期家計案を作成します。遠慮なくどうぞ。


(このページは初心者向けの概算ガイドです。会社ごとの保険料率や控除は異なるため、正確な金額は給与明細や人事にご確認ください。)

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