固定費と変動費の整理方法は?

固定費と変動費の整理方法は?

要点まとめ

  • 固定費:毎月ほぼ同じ額で発生する支出(家賃、保険、通信費など)。
  • 変動費:月ごとに増減する支出(食費、交際費、光熱費など)。
  • 整理の基本は「把握→分類→見直し→管理」。最初は月1回30分でOK。
  • 手段は手書き・エクセル・家計簿アプリの3種類。目的に合わせて選ぶ。
  • 目安:手取り30万円なら、固定費は12〜20万円(40〜65%)を目安に。変動費は節約余地が大きい。

詳しい解説(初心者向け・ステップ形式)

下は、誰でもすぐ始められる「固定費と変動費の整理」ステップです。

ステップ1:1カ月分の支出を全て書き出す(所要時間:30〜60分)

  • 銀行口座、クレジットカード、現金のレシートを確認。
  • まずは金額と項目名だけをリスト化(例:家賃 80,000、携帯 8,000、スーパー 35,000)。
  • 家計簿を始めるハードルを下げるため、最初は「ざっくり」でOK。

例:1カ月の支出(抜粋)
– 家賃 80,000(固定)
– 電気 7,000(変動)
– ガス 4,000(変動)
– 通信(携帯・ネット) 8,000(固定)
– 食費 40,000(変動)
– 保険 12,000(固定)
– 趣味・交際 15,000(変動)

ステップ2:支出を「固定費」と「変動費」に分類する(所要時間:15分)

  • 固定費の目安:毎月ほぼ同じ金額で出てくるもの。契約で決まる支出が中心。
  • 例:家賃、住宅ローン、定期の保険料、サブスク(定額サービス)、定期代
  • 変動費の目安:使い方で増減するもの。コントロールしやすい。
  • 例:食費、外食、光熱費、日用品、交際費、ガソリン

簡単な判断ルール:過去3カ月で合計がほぼ同じなら“固定”に分類。

ステップ3:割合をチェックする(所要時間:10分)

  • 支出合計に対する固定費と変動費の割合を出す。
  • 目安(個人差あり):
  • 固定費:40〜65%(生活スタイル・地域で差あり)
  • 変動費:20〜40%
  • 貯蓄:10〜20%(理想は20%以上)

例:手取り30万円の場合(概算)
– 固定費 14万円(46%)
– 変動費 7万円(23%)
– 貯蓄・投資 9万円(31%)

ステップ4:見直しポイントを決める(所要時間:20〜30分)

  • 固定費の見直し:大きな削減効果が得られるが、見直しの手間やリスクもある。
  • 家賃:引っ越しで下げられるが費用と時間がかかる。
  • 保険:重複をチェック。必要保障を見直す。
  • サブスク:使っていないサービスの解約で即効性あり。
  • 変動費の見直し:工夫次第で月数千〜数万円の節約が可能。
  • 食費:週の予算を決める、まとめ買い、外食回数の見直し。
  • 光熱費:省エネの工夫、契約プランのチェック。

具体的な例:
– サブスク3つを解約→月3,000円節約
– 外食を週1→2回に減らす→月5,000〜10,000円節約

ステップ5:管理方法を決め、習慣化する(所要時間:10分/週)

  • 毎月1回、30分で振り返るルーチンを作る。
  • 給与振込日から1週間以内に「固定費を自動で振り分ける」仕組みを作る(口座分けや自動送金)。
  • 目標:3カ月で支出パターンが見える化→6カ月で習慣化。

図解イメージ(テキスト):

[収入(例:300,000)]

[固定費:140,000] [変動費:70,000] [貯蓄:90,000]


整理方法の比較(手書き vs エクセル vs 家計簿アプリ)

| 方法 | メリット | デメリット | 向いている人 |
|—|—:|—|—|
| 手書きノート | 思考が整理しやすい、コストゼロ | 集計が面倒、更新頻度低め | 紙で管理したい人、最初にざっくり始めたい人 |
| エクセル(またはスプレッドシート) | 集計・分析が自由、カスタマイズ可 | 初期設定が必要 | 数字を細かく分析したい人、PCに慣れている人 |
| 家計簿アプリ | 自動で連携・分類、グラフで見やすい | 分類ミスがある場合も、無料版の機能制限 | 手間をかけたくない人、すぐ見える化したい人 |

選び方のコツ:最初は「続けられる方法」を優先。慣れてきたら詳細化する。


向いている人の特徴と注意点

  • 向いている人:
  • 支出の実態がつかめていない人
  • 節約はしたいが、どこを見直せばいいか迷っている人
  • 将来のために貯蓄や投資を始めたい新社会人・新婚家庭

  • 注意点:

  • 無理な節約は長続きしない(必要な楽しみは残す)
  • 固定費の削減は効果大だが、家族や生活の質を損なわない範囲で
  • データは3〜6カ月分を見ると季節変動や例外支出がわかる

まとめ(次のステップ提案)

  1. 今月の明細をすべて書き出す(30分)。
  2. 固定費と変動費に分類し、割合を出す(15分)。
  3. すぐできる節約(サブスク解約、外食見直し)を決める。1つでも実行。
  4. 毎月1回、30分の振り返りを習慣化する。

まずは“続ける”ことが最も大事です。やってみて分からない点があれば、収入・家族構成・現状の支出の例を教えてください。より具体的なアドバイスをお出しします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました